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【ペルソナシリーズ】ペルソナ3ポータブル リマスターSwitch版【ゲームレビュー】

ペルソナ3ポータブル リマスター版 アイキャッチ ゲームレビュー
ゲームレビュー

ペルソナ5ロイヤルに触発され、すっかりペルソナファンになった私。

今回は、2023年1月19日に発売された
ペルソナ3ポータブル リマスター版のプレイレビューです。

2009年に販売された作品のリマスター版です。
ペルソナ5プレイ後にプレイしたため、
流石に古臭い感は否めませんが、しっかりペルソナしていました。

初回クリアプレイ時間は、70時間ほど。
結構ボリューミーでした。
その後、やりこみを含め120時間ほどプレイしています。

それでは、プレイレビュー始めてみましょう。

ペルソナ5ザ・ロイヤルのレビューはこちら

この記事は、Nintendo Switch版プレイ後に作成しています。

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基本情報

上記のリンクは、Nintendo Switch版です。

販売メーカーATLUS(アトラス)
ジャンルRPG
対応機種Xbox
PlayStation 4
Microsoft Windows
Nintendo Switch
Steam
発売日2022年1月19日
価格1,980円
その他ダウンロード販売のみ
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ストーリー

月光館学園に転校することになった主人公。
日付の変わる午前0時に奇妙な体験をする。

「一日は24時間じゃない?なんて信じるかい?」

一日の間に隠された「影時間」に人々を襲う「シャドウ」
主人公は、自分の運命に向き合い、事件に巻き込まれることになる。

ストーリーの感想

正直なところ、ストーリーとしては平凡です。

特にトリックや仕掛けもなく、ゲームではありがちな展開といったところ。
こう感じた原因としては、ペルソナ5プレイ後だったことが大きいと思います。

できるならばペルソナ5の前にプレイして頂きたいところです。

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ゲームシステム

ペルソナシリーズらしく、
学園生活影時間のシャドウ攻略の2パートに分かれています。

全体的なバランスとして、
学園生活が7割、RPG部分が3割といったところです。

ペルソナシリーズは全てそうですが、
学園生活シミュレーション要素が強く、純粋にRPGとは言えない作品です。

学園生活

高校2年生の一年間を体験していきます。

タウンマップは、2D画面になっていて、
カーソルで選択することで、キャラクターと会話したり、買い物をしたり出来ます。

たくさんのお店やベルベットルームがあるポロニアンモールは、
何度も訪れることになるでしょう。

放課後と夜の2回行動することが出来て、
仲間や同級生たちと会話することで、交流を深めることが出来ます。

ほとんどの行動で時間が経過するため、
かなり計画的に行動する必要があります。

コミュニティシステム

仲間や同志たちとの絆を上げることで、
絆レベルであるコミュニティランクを上げることが出来ます。

最大まで上げると、特殊なペルソナが解放されていきます。

ペルソナ5では、特定のランクでスキルや便利機能などが使えるようになりましたが、
今作では、最大レベル以外では一切特典がありません

しかしながら、絆を深めることで、そのキャラクターのストーリーを堪能できます。
この追加ストーリーを見ることで、感情移入できてとても面白かったです。

一周で全コミュを最大ランクにすると、最強クラスのペルソナが解放されるのですが、
これがかなり難しく、3周目にてようやく達成しました。
しかも行動可能な最終日の一日前というギリギリの達成でした。

やりこむなら、かなり計画的な行動が必要になってきます。

戦闘システム

ペルソナらしく、今作もフィールドというものは存在していません。
影時間に現れるタルタロスと呼ばれる塔のみが戦闘フィールドとなっています。

ローグライクな塔 タルタロス

このタルタロスは、入る度に地形が変化するローグライクシステムで、
毎回、塔を登る階段探しをすることになります。

ちょっと残念だった点を言えば、
ペルソナ5のような仕掛けやトラップは一切ないことです。
結構長い塔なので、ちょっと飽きてしまうこともありました。

バトルシステム

弱点を突くと1MOREが発生したり、敵全員をダウンさせると総攻撃ができたりと、
ペルソナ伝統のシステムなんだなと感じられました。

一応、難易度設定も出来ますが、
初回の周回では、結構キツさを感じる場面がありました。

平成・令和時代のゲームは、かなりゆるく作られているので、
古き良き時代を感じさせる良い難易度ではないかなと思いました。

敵をアナライズして、しっかり弱点を突き、ダウンさせ総攻撃
をしっかり実行していかないと結構キツイと思います。

ペルソナシステム

タイトルにもなっているペルソナシステム。

神話の神々や悪魔をモチーフにしたペルソナ。
敵との戦闘で手に入るのですが、ベルベットルームでの合体もあります。

最強ペルソナをめざし、スキル構成などを考えた合体やスキルカード集めなど、
しっかりとやり込めるように作られています。

弱点を突く戦闘システム上、一体で最強というのはほぼ不可能なので、
スキルや弱点耐性などを考えてのペルソナ作りをがっつり堪能できます。

ちょっとめんどくさかったのは、
スキルを簡単に付けられるスキルカードの入手です。

ほとんどのスキルカードが、ペルソナのレベル上げによる入手となっていて、
必要スキルを集めるのにかなりの時間がかかります。

主人公の性別が選べる

ゲーム開始時に主人公を男性か女性か選べます

ストーリーの内容はほぼ変わらないものの、
セリフ回しが変わったり、コミュキャラが変わることで、
別のキャラクターのサイドストーリーが楽しめます。

コミュニティ可能なキャラクターが、男女で変わるので、
最低でも2周プレイすることをオススメします。

さらに街などのBGMも男女で変化します。
男性は全体的に暗めの印象で、女性明るめのBGMが設定されています。

個人的には、ベルベットルームの案内役を選択できる
女性主人公でのプレイがオススメです。

やりこみ要素

周回プレイ

ペルソナのやりこみといえば周回プレイですね。

今作でも周回プレイは可能で、
主人公のレベルや装備品、お金・ペルソナ全書などが引き継がれます

私は、ストーリーを楽しみつつ一周目は人間パラメータを重点的にあげて、
二周目からコミュニティMAXを目指していました。

ペルソナも可能な限り作っていたので、二周目からはかなり楽に周回できました。

セリフのスキップもあるので、2周目は10時間ほどでクリアできます。

凶悪な隠しボス

今作でも隠しボスが存在するのですが、かなり凶悪でした。
というか、記事作成時点で倒せてません…

隠しボスとは言っても、討伐依頼をされるので、
探し回る必要はなく、簡単に戦いを挑むこと自体は簡単です。
(ペルソナシリーズお決まりのあのお方です)

ペルソナ5ロイヤルの隠しボスもかなり凶悪だなと感じましたが、
こちらはその数段上…というか攻撃すらできなかったです。

ラスボスも余裕だし、フラッと行って倒せるっしょ〜
みたいなノリで挑んだのですが、あっさり返り討ちに遭いました…

攻略サイトを見たところ、
かなり準備が必要なことが分かり、一旦保留としました。

ぜひ初見は、攻略サイトを見ずに戦ってみてください

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残念だった点

ボイスが少ない

重要なイベントなどにはボイスは付いていましたが、
主要キャラたちとの会話でもあまりボイスがありませんでした。

テキスト量がかなり多い上、読むのが中心で正直疲れてしまいました

2周目はほとんどのイベントをスキップする、
いつもの私のプレイスタイルとなっていました。

特に授業のテキスト量が半端ではなく、
よくわからない内容が多かったので、初周からスキップする場面も…

さらにコミュキャラの留学生ベベというキャラがいるのですが、
カタコト表現でテキストの大部分がカタカナと漢字のみ…

流石にこれは疲れました。

やっぱり画質は良くない

いくらリマスター版とはいえ、画質はあまり良くなかったと思います。

特に、要所要所で記念写真を取るイベントがあるのですが、
この写真がドットが見えるほど粗く冷めてしまいました。

恐らくここはリマスターされていないような…

戦闘シーンやイベントシーンなども、
流石に最新機種に慣れた目には、かなりの粗さに映りました。

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ペルソナの流れを知りたいなら

今作をプレイして思ったのは、
シリーズ作は、順を追ってやるべき
ということでした。

ペルソナ5プレイ後だったのが大きく影響し、
「超面白かった!」と手放しにはオススメ出来ません

順を追ってプレイするのがベストですが、
ペルソナの流れや歴史が分かります。

1MOREってここからあったのね~
総攻撃ってこの頃からあったんだ~
ナビ役は3でもいたんだね~
みたいな感じで私は楽しんでました。

ペルソナ5をプレイするつもりなら、
今作を無理にプレイする必要は無い気がします。

ダウンロード販売のみで、売却不可ですが、
価格も1,980円とお手頃価格です。

ペルソナ5プレイ前にやってみてはいかがでしょうか?