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【2D格闘ゲー】ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド【ゲームレビュー】

ペルソナ4U アイキャッチ ゲームレビュー
ゲームレビュー

ペルソナシリーズにハマってしまった私が手を出したのは、
ペルソナ3と4のキャラが暴れまわる2D対戦格闘ゲーム。

ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールドです。
ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナの続編で総集編のような作品です。

基本システムは、2D対戦格闘ゲームでかなり丁寧な作りになっています。
ストーリー部分はサウンドノベルっぽくなっていて、
クリア時間は50時間ほどとかなりのボリュームがありました。

買った当初は、「これは失敗したな…」なんて思っていたのですが、
サウンドノベルのストーリーモードに激ハマり。

タイトルはペルソナ4ですが、ペルソナ3のキャラもほぼ全員出てきて、
2作品の音楽を使用しているので、めちゃめちゃ大興奮でした。

そんなペルソナ4の対戦格闘ゲームの紹介です。

この記事は、Nintendo Switchのリマスター版をプレイ後に作成しています。

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基本情報

販売メーカーアトラス
アークシステムワークス
ジャンル2D対戦格闘
対応機種PC(Steam)
PS4
Nintendo Switch
発売日2022年3月17日(リマスター版)
価格2,980円(税抜き)
その他
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ゲームシステム

一言で表すと、対戦格闘とサウンドノベルのセット商品です。

他のペルソナシリーズと違い、時間のかかるストーリーをやらなくても、
いきなり対戦格闘ゲームとして遊べるのが嬉しいところ。

買ってすぐに対戦格闘ゲームとして遊べますし、ストーリーだけを楽しむことも出来ます。
もちろん両方楽しんで欲しいところです。

2D対戦格闘ゲーム

まず基本となる2D対戦格闘ゲーム部分のご紹介です。

20年ほどやっていなかったのですが、対戦格闘はやっぱり面白いですね。
古き良き面白さといったところでしょうか。

とても親切に作られており、レッスンモードも充実しています。

  • 基本操作説明のレッスンモード
  • コンボまで解説してくれるチャレンジモード

プレイしてて「そういえばこんなのあったなぁ~」と懐かしくなってしまいました。

ゲームモードも充実していて、

  • あらすじもわかるアーケードモード
  • ハイスコアに挑戦するスコアアタックモード
  • 世界中のプレイヤーと対戦できるネットワーク対戦モード

などなど非常に充実しています。
ネットワークモードは人が少ないのが欠点ですが、友人とプレイすれば問題なしです(笑)

余談ですが、支援系ペルソナ使いの「みんなのりせちー」こと「久慈川りせ」ちゃんも
今作ではペルソナが戦闘能力に目覚め、バトルモードで戦うことが出来ます。

ゴールデンアリーナモード

他の格闘ゲームと一線を画すのが、
キャラを育てながらダンジョンの最深部を目指すゴールデンアリーナモードです。

キャラを育てスキルを取得し、キャラメイクをしていく感覚は、
まさに本編のペルソナさながらのRPG風に仕上がっています。

かなり長時間プレイが必要ですが、嬉しいことに自動操作のオートモードが使えます。
ながらプレイでキャラを成長させられるので楽チンです。

まだそこまでやり込んでいませんが、かなり深い階層まであり、
相当なやりこみモードであることは確実です。

ストーリーモード

冒頭から再三お伝えしている通り、ストーリーモードはサウンドノベル形式です。
サウンドノベル形式と言ってもキャラ会話場面では、
ボイス付きでバンバン会話が展開されるので、非常に楽しくプレイできました。

道中で戦闘になるシーンが2D格闘となりますが、
操作をオートにできるので、格闘ゲームが苦手な方でもストーリーに集中できます。

ベースは、ペルソナ4クリア後のゴールデンウィークが舞台ですが、
後半になるとペルソナ3に関連した展開になります。

お察しの通りペルソナ3の後日談でもあるので、
ぜひ2作品の本編をクリアしてからプレイすることを強くオススメします。

読み進めるごとに真相が気になってくる展開ですが、
ペルソナ3や4のネタやオモシロ会話がふんだんに盛り込まれているので、
クスクス笑いながら読み進めることが出来ました。

マルチエンディングではないですが、選択肢によっては脱線するストーリーも少しだけありました。

ストーリーモードを楽しむ上で、1つ注意点があります。

上記の画像のようにストーリーモードにも色々ありますが、
はじめにプレイするべきは、右側のP4Uです。

これが、前作のペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナのお話で、
ペルソナ4のマヨナカテレビを舞台にした物語となっています。

全部で12人分のストーリーが楽しめますが、
大筋では終着点は全て同じですが、展開はかなり違っています。

次にプレイするべきなのは、左側のP4U2-P4篇です。
ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールドのお話になっています。
こちらはペルソナ3の舞台に似た展開になります。

真ん中の2つはP4U2-P4編のストーリークリア後に解放されて、
P4U2-P3編はペルソナ3のキャラたちのお話です。
これもP4U2-P4篇と終着点は同じものの、展開がかなり違います。

最後の1つは、重大なネタバレが含まれているため、画像を塗りつぶしてあります。
ペルソナ4本編を楽しんでからプレイすることを強くオススメします。

サウンドノベルらしい機能

文字中心のストーリーモードでは、サウンドノベルらしい機能が用意されています。

スキップや簡易スキップ・バックログやオートリードなど、快適に読み進めることが可能です。
オプション設定ではありますが、スキップ機能でも未読は飛ばさない設定ができて便利です。

私はオートリードにしてコーヒーを飲みつつゆったりしながら読んでいました。

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ペルソナ3・4プレイ済みならオススメ

ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールドのレビューいかがでしたか?
タイトル長いですよね…(笑)

この作品は、ペルソナ3と4をプレイしていればかなり楽しめる作品で、
3と4のキャラが共闘するので、胸が熱くなるシーンがいくつもありました。

レッスンモードなども充実しているため、格闘ゲームとしてだけでも十分に楽しめます。

ストーリーモードでは、ペルソナ3と4のキャラの共演でまさにオールスターといった感じ。
ペルソナシリーズお得意のネタ会話を盛り込んでいますが、
謎が謎を呼ぶ展開で、真相に迫っていく感じは本当に引き込まれました。

両作合わせて200時間ほどかかりますが、ぜひ両方クリアしてからプレイして欲しい作品です。

ちょっとだけ不満点を述べると、
みんなの従妹「堂島菜々子」ちゃんがあんまり登場しないことですね…(笑)