弾幕シューティングゲームとして有名な同人ソフト。
「東方プロジェクトシリーズ」の二次創作ゲームです。
今作は、比較的難易度の高い2Dアクションとなっており、
少しだけ探索っぽい要素も感じられます。
時間停止する能力を駆使して、たくさんの仕掛けがあるステージを踏破していき、
弾幕シューティングばりの弾を放つボス戦は、とても緊張感があります。
Nintendo Switch版でプレイし作成した記事です。
基本情報
販売メーカー | 遊び心 フェニックス(Switch) |
ジャンル | 2Dアクション |
対応機種 | Windows Xbox One Nintendo Switch |
発売日 | 2020年12月17日(Switch版) |
価格 | Switch版 1,840円(税込) |
その他 | ダウンロード販売のみ |
ゲームシステム
アクションRPG
![](https://s-indoor-tec.com/wp-content/uploads/2023/03/SnapShot-800x450.jpg)
ゲームはアクションRPGになっており、
HPやMPがあり経験値を取得することでレベルが上っていきます。
HPやMPの上限はレベルアップでは上がらず、アイテムを取得することで上がります。
攻撃力と防御力は上がっていくので、行き詰まったらレベルを上げるのも手です。
主人公の咲夜は、遠距離攻撃が可能な投げナイフを武器にしています。
投げるたびにMPを消費するので、無限に使えるわけではありません。
時間操作
![東方ルナナイツ アイキャッチ](https://s-indoor-tec.com/wp-content/uploads/2023/03/a6bb5f91546e6c685860bb4410463548-800x419.png)
このゲーム最大の特徴が時間操作で、
咲夜の能力を使った時間停止とスネイルがあります。
時間停止はTIMEゲージの許す限り完全に時間を停止することができます。
行動することもできますが、TIMEゲージの減り方が早くなります。
時間停止中に、敵の目の前に大量のナイフを投げて倒すようなカッコいいプレイも可能です。
スネイルは、攻撃ボタンを長押しすることで、3秒間だけ時間の流れを遅くできます。
MPなどは消費せず、ノーコストで発動できます。
ボス戦はもちろんですが、
雑魚戦でも時間操作をしないとそれなりに厳しい戦いになる難易度です。
グレイズ
![](https://s-indoor-tec.com/wp-content/uploads/2023/03/SnapShot2-800x450.jpg)
敵や敵弾のそばを通過するとグレイズが発生します。
自機を敵弾ギリギリで通過させる原作の「カスリ」システムをモチーフにしています。
グレイズが発生すると、HPやMPが回復させることが出来て、
ボス戦では必須のテクニックとなっています。
ボス戦では、激しい弾幕攻撃が発生するので、
行動パターンを覚えてグレイズを使い戦っていきます。
フィールドはパズル風
![](https://s-indoor-tec.com/wp-content/uploads/2023/03/Screenshot-2023-03-25-14-27-43-800x450.png)
マップには、パズル風になっているエリアがあります。
今作の特徴でもある時間操作能力を使って突破していくパズルとなっています。
時間を止めると動きを止めるオブジェクトがほとんどですが、
時間停止中だけ動いたり、停止中だけ逆に動いたりするギミックもあります。
後半に行くに従って複雑になっていき、それなりに頭をつかうエリアも待ち構えています。
クリア後はボスラッシュが追加
![](https://s-indoor-tec.com/wp-content/uploads/2023/03/Screenshot-2023-03-25-14-20-51-800x450.png)
クリア後には、連続でボスと戦うボスラッシュが追加されます。
ショップから移動可能になり、専用エリアに移動してボス戦となります。
連続で戦うので難易度は高めですが、取得したスキルや上げたレベルで戦う事ができます。
メトロイドヴァニア感は薄い
メトロイドヴァニアかと言われると、ちょっと疑問を感じます。
メトロイドの影響が大きいかもしれませんが、
「こっちは行き止まりか…とりあえず反対方向に…」
「あそこにアイテム見えてるけど今は取れなそうだなぁ…」
「おっ!このアイテムあればあそこ行けるかも!」
みたいな要素は、ほとんどありませんでした。
マップは探索型っぽいですが、ほぼ一本道になっていて、
ちょっと脇道のそれるだけで、ほとんどのアイテムが手に入ります。
取得するのに大きく移動が必要なアイテムもありますが、かなり少ないです。
私は探索要素を期待して買ったので、ちょっとがっかりした点です。
価格に見合った完成度のソフト
約2,000円の価格に見合った完成度だと感じました。
メトロイドヴァニアと紹介されているのですが、
探索要素はかなり低く、そこが一番のがっかりポイントでした。
2Dアクションゲームとしては、あまり見かけない弾幕系で難易度は比較的高めになっています。
時間停止を使わないとザコ敵でもやられる場面もあります。
後半のマップは、時間停止をうまく利用しないと突破できないパズルのようになっており、
ザコ敵の配置も相まってそれなりに難しく楽しむことが出来ました。
メトロイドヴァニアではなく、歯ごたえのある2Dアクションとしてオススメです。