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【カフェノベル】Coffee Talk(コーヒートーク)【ゲームレビュー】

コーヒートーク アイキャッチ ゲームレビュー
ゲームレビュー

「客にコーヒー出しながら話を聞くぅ?」
「絶対つまんねーだろ…」

Nintendo Switchいっせいトライアルのお知らせが届いた私の第一印象です。

せっかく無料で出来るので1時間だけとやってみると、
思わず話の行く末が気になり、一気にクリアしてしまいました。

独特の世界観ながらリアルな物語のノベルゲーム。
コーヒートークのご紹介です。

このレビュー記事は、Nintendo Switch版を基に作成しています。

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基本情報

Nintendo Switch パッケージ版
定価超えに注意!パッケージ版の定価は、3,980円です。

Nintendo Switch ダウンロード版

販売メーカーコーラス・ワールドワイド
ジャンルノベル
対応機種PC(Windows,MacOS)
PlayStation 4
Xbox One
Nintendo Switch
発売日2020年1月30日
価格パッケージ版 3,980円
ダウンロード版 1,600円
その他
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ストーリー

人間をはじめ、エルフやバンパイアなど多様な種族が共存する世界で、
深夜のみ営業するカフェ「コーヒートーク」のバリスタとなって、
来店する客の悩みを聞きながら飲み物を提供していく。

人種の違いや偏見・文化間の差異などの悩みや問題を、
ファンタジーという表現でリアルに再現しています。

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ゲームシステム

テキストを読んで進めていくノベルゲーム。
ボイスなどは一切入っていない。

提供した飲み物により、ストーリーが変化していき、
エンディングも変化するマルチエンディングとなっている。

一度エンディングを迎えると、
驚きというか「えっ?どういうこと??」となり、
再度ストーリーを追いたくなるはずです。

2周目は一部セリフが変わっているので、
確認しながら進めるのがオススメです。

飲み物作成

テキストを読んで、ストーリーを進めていくと、
客が飲み物を注文してくる。

この飲み物作成の効果音がリアルで、
雰囲気の良いBGMも相まって、出てくる飲み物を飲んでみたくなります。

客ごとに注文の仕方はさまざま。
素材を指定してきたり、レシピを直接指定したり、
時には雰囲気で注文してきたりもする。

この飲み物は、ベース・メイン・サブと材料を投入して作成する。

ベース素材は、

  1. コーヒー
  2. 抹茶
  3. 紅茶
  4. ココア
  5. ミルク

の5種類。

メインとサブ材料は、

  1. しょうが
  2. ミント
  3. レモン
  4. はちみつ
  5. シナモン

の5種類となっている。
材料を重複して使用することも可能

メインとサブ材料については、順番も関係しているので、
組み合わせは、そこそこ多くなっている。

特定の順番で材料を配合すると、
名前の付いた飲み物を作ることができる。

一度作った特殊な飲み物は、スマートフォン型のメニュー画面に記録される。

ラテアート

ハートのつもりが得体の知れない模様に…

カフェラテやカプチーノなど、
ミルクを使った一部の飲み物にはラテアートを描くことが出来ます。

ミルクを注いで、エッチングするのですが、
これがありえないほど激ムズ

テレビや雑誌などで見るような、美しいラテアートを作るのは至難の技です。

ストーリー中もラテアートを要求される場面がありますが、
センスが無くても、とりあえず書いてあれば大丈夫です。

早送り機能

ストーリー分岐システムで何度か周回することになりますが、
分かっているテキストを読むのも、手動で送るのも面倒ですよね。

このゲームには、テキストの早送り機能が付いています。

この早送り機能が秀逸で、読んでない文章部分だと、
早送りが止まる仕様となっています。

過去のサウンドノベルブーム時代に発売された
ゲームたちにも付いていた機能ですね。

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やりこみ要素

ストーリー周回

全てのストーリーやエンディングや見るために、
何度か周回プレイをしましょう。

正しい飲み物を提供して、良いストーリーを見るだけでなく、
あえて間違って、悪い結果も見てみましょう。

2周目以降は、一部のセリフなども変わるので、お見逃しなく。
もちろん、変更点に差し掛かると早送りも止まります。

エンドレスモード

指定された飲み物を提供し続けるエンドレスモードがあります。

制限時間があり、正しく提供できれば増えて、
間違った飲み物を提供すれば減っていきます。

正解し続けると、
飲み物の指定方法がだんだん意地悪になっていきます。

材料指定から始まり、レシピ注文雰囲気注文と難易度が上がります。

レシピ注文は、メニューで確認すれば良いですが、
見ている間も制限時間が減っていくので、暗記が必須です。

雰囲気注文は、飲み物に設定された
ほっこり感・さっぱり感・甘み・苦みの4つのパラメータを指定してきます。

こちらは素材の特徴まで暗記しておかないと対応できないので、
相当な熟練が必要になっています。

フリーサーブモード

こちらはやりこみとは違うのですが、
飲み物を制限なく好きなように作れるモードです。

ストーリー進行で、客の指示に従っていればある程度の飲み物が開放されますが、
一部なかなか見つけられないものもあります。

ストーリー中は、5回までしか作り直すことが出来ないので、
そういった飲み物を探すの最適な実験モードですね。

ロード画面で飲み物の画像が表示されるので、
そちらをヒントに色々試してみてください。

実績全解除

このゲームには、特定の目的を達すると開放される実績が用意されています。

全24種類で、ほとんどがストーリー進行で開放されます。

一部は、エンドレスモードなどのプレイが必要になっています。

他にも、ストーリー進行によって開放される、
ギャラリーやコミックも用意されています。

ギャラリーはゲーム中の画像を見ることができ、
コミックは、漫画を読むことが出来ます。

よりストーリーを深く楽しむことができるので、
ぜひ全開放を目指してくださいね。

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残念だった点

ストーリーを見たら終わり

残念というか、ノベルゲームの宿命ですね。
一通りのストーリーを見るとプレイしなくなりました

私は、ゲームにストーリー性を求めていないのですが、
コーヒートークは、最後まで一気にプレイしてしまいました。

ストーリーがどうなるのかという変化への期待と、
雰囲気の良いBGMや効果音は、とても良いところです。

初回で全テキストを読んでも、クリア時間は4時間ほど

2周目以降は、一度見た部分を早送りで送るので、
30分程度でクリアできるようになります。

分かっている部分をもう一度読む気にはなりませんでした。

ストーリーの分岐やエンディングもそれほど多くないため、
トータル10時間も経たないうちに、プレイしなくなりました。

やりこみ要素のエンドレスモードなども
それほど深いものでは無いので、飽きるのは早いと思います。

Nintendo Switch ONLINEのいっせいトライアル期間で、
十分クリアできたので、私は買うつもりはありません。

続編も予定されていますので、期待はしていますが、
私の好みと合わないジャンルなので、購入は微妙なところです。

購入するのであれば、売却可能なパッケージ版をオススメします。
定価超えに注意!パッケージ版の定価は、3,980円です。

PS4版はこちら

Nintendo Switch ダウンロード版はこちら